RE2O(ブナジュ)の効果・料金・リジュランとの違いを医師が徹底解説|次世代スキンブースター
RE2O(ブナジュ)はヒト由来無細胞真皮(hADM)を主成分とする第5世代スキンブースターです。従来の「細胞を刺激してコラーゲンを作らせる」アプローチではなく、加齢で失われた真皮の細胞外マトリックス構造体そのものを直接補充。1バイアル150mgの高濃度hADMにより、注入直後から皮膚密度が向上し、1年以上の持続効果が期待できます。
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RE2O(ブナジュ)とは|次世代型スキンブースターの新しい選択肢

RE2O・ブナジュの基本情報|同一製剤の2つの呼び名
「RE2O(リトゥオ)」と「BNAJU(ブナジュ)」は完全に同一の製剤です。RE2Oが韓国・国際市場での公式ブランド名であり、ブナジュが日本国内での流通名となっています。開発元は韓国の再生医療企業L&C Bio社で、Humedix社を通じて日本へ流通しています。
RE2O / ブナジュは、ヒト由来無細胞真皮(hADM:Human Acellular Dermal Matrix)を主成分とする次世代型ECMスキンブースターです。従来のスキンブースターが「細胞を刺激してコラーゲンを産生させる」という間接的なアプローチだったのに対し、RE2Oは失われた真皮の細胞外マトリックス(ECM)構造体そのものを直接補充するという、全く新しいコンセプトの治療法です。
1バイアルに150mgの高濃度hADMを含有しており、注入直後から皮膚の密度が向上することが臨床データで確認されています。この「土台から再構築する」という考え方が、従来の刺激型スキンブースターとの最大の違いです。
スキンブースター進化の歴史|RE2Oが第5世代の理由
スキンブースターは、開発当初から現在まで、明確な進化の道をたどってきました。各世代がどのようなアプローチを取ってきたのかを理解することで、RE2Oがなぜ「次世代」と呼ばれるのかが見えてきます。
| 世代 | 代表製剤 | アプローチ方法 | 限界・課題 |
|---|---|---|---|
| 第1〜2世代 | 架橋ヒアルロン酸 | 物理的充填 | 一時的・局所的な潤い補給のみ |
| 第3〜4世代 | リジュラン(PN)、ジュベルック(PDLLA) | 細胞を刺激してコラーゲン産生を促進 | 細胞応答性に依存し、老化肌では効果が限定的 |
| 第5世代 | RE2O / ブナジュ(hADM) | ECM構造体を直接補充・再構築 | 課題なし(新しいアプローチ) |
この進化の過程で重要な点は、第1〜2世代は「足りないものを足す」という物理的充填、第3〜4世代は「細胞を働かせる」という刺激型へとシフトしたことです。しかし、加齢が進んだ肌では細胞の応答性が低下するため、刺激型アプローチには限界がありました。RE2O(第5世代)は、この課題を根本的に解決するため、失われた真皮の土台そのものを補充するという新しい選択肢をもたらしたのです。
RE2O(ブナジュ)の主成分「ヒト由来無細胞真皮(hADM)」の構成と機能

hADMの精製技術|AlloClean Technology(特許取得済み)
RE2Oに含まれるhADMは、特許取得済みのAlloClean Technologyによって精製されています。この技術により、ヒト由来の真皮から細胞成分を完全に除去しながら、若いヒトの真皮とほぼ完全に一致する成分比率を維持することに成功しています。
つまり、注入されるhADMは、単なる「コラーゲンの塊」ではなく、若い肌が持つ真皮の構造を極めて忠実に再現した、微細な生体構造体だということです。この精密さが、注入直後から肌の密度が向上する理由の一つです。
hADMの主要成分と役割|真皮の全機能を網羅
RE2Oに含まれるhADMは、複数の生体成分から構成されており、それぞれが真皮の異なる機能を担当しています。
| 成分 | 含有割合 | 主な役割と効果 |
|---|---|---|
| コラーゲン(Type I・III) | 89% | 皮膚の強靭な構造と張力を支える主要タンパク質。シワやたるみの改善に直結 |
| エラスチン | 3% | 皮膚の伸縮性・弾力性を付与。たるみを防ぎ、肌の反発力を回復 |
| GAG(グリコサミノグリカン) | 0.4% | 水分を保持し、肌の潤いと柔軟性を維持。乾燥小ジワの改善に有効 |
この3つの成分比率が、若い真皮とほぼ同一に保たれているという点が非常に重要です。従来のスキンブースターでは、特定の成分(例えば、ヒアルロン酸やPDLLA)に偏った構成でしたが、RE2Oはあらゆる方向からアプローチすることで、より自然で包括的な肌の改善を実現しています。
RE2O(ブナジュ)の効果と持続期間|1年以上の長期効果を実現

刺激するのではなく「土台から再構築」|RE2Oの根本的なコンセプト
RE2Oの最大の特徴は、「刺激型」ではなく「補充型」だという点です。従来のスキンブースター(リジュランやジュベルック)は、注入後に周囲の細胞に炎症性反応を起こさせることで、線維芽細胞を刺激し、コラーゲン産生を促進するメカニズムです。一方、RE2Oは注入直後から、失われた真皮構造を物理的に補充し、肌の「土台」を再構築します。
つまり、RE2Oは細胞の応答性に頼らないため、加齢肌や老化が進んだ肌でも効果が期待できるということです。このアプローチの違いが、効果の出現時期と持続期間の差となって表れます。
期待できる臨床効果|注入直後から効果を実感
RE2O(ブナジュ)の臨床データから、以下のような効果が報告されています:
特に注目すべきは「1年以上の持続期間」です。従来のスキンブースター(リジュランなど)は、効果が3〜6ヶ月で減弱していくのが一般的でしたが、RE2Oは補充された真皮構造体そのものが肌に統合されることで、より長期の効果維持が可能になりました。
複数回施術によるさらなる相乗効果
RE2Oは3回セットでの施術を推奨されています。その理由は、肌育のステップが明確に存在するからです。
1回目(目覚まし):コラーゲン産生・線維芽細胞の活性化がスタートします。この段階では、補充されたhADMが周囲の細胞に「活性化シグナル」を与え始めます。自覚できる変化はまだ小さいことが多いですが、肌の内部では重要な変化が起きています。
2回目(フル稼働):1回目で目覚めた細胞が本格稼働し、新たなコラーゲンやエラスチンの産生が加速します。このタイミングで「変わった」と実感する方が大多数です。ハリ、うるおい、肌質感の改善が明らかになります。
3回目(固定化):改善した肌質を定着させ、効果を長期間維持できる状態へと導きます。1〜2回で終わると、せっかく目覚めた細胞も時間とともに元の状態に戻る傾向があります。3回セットで初めて「肌育が完結する」と考えることが重要です。
RE2O(ブナジュ)とリジュラン・ジュベルックの違い|世代による根本的な差

リジュラン(PN)との比較|刺激型 vs 補充型
リジュラン(ポリヌクレオチド/PN)は第3世代スキンブースターの代表製剤です。リジュランは「ホタテ由来の核酸」を主成分とし、注入後に周囲組織に軽微な炎症を起こすことで、線維芽細胞を刺激し、コラーゲン産生を促進します。
| 項目 | リジュラン(PN) | RE2O(hADM) |
|---|---|---|
| 主成分 | ホタテ由来ポリヌクレオチド | ヒト由来無細胞真皮 |
| アプローチ | 細胞刺激型(炎症反応を利用) | 構造補充型(直接補充) |
| 効果発現 | 1〜2週間後から徐々に向上 | 注入直後から効果を実感 |
| 持続期間 | 3〜6ヶ月程度 | 1年以上 |
| ダウンタイム | 腫れ・赤みが数日(内出血リスク中程度) | 腫れ・赤みが数日(内出血リスク中程度) |
| 効果の特徴 | 自然な改善・細かいシワに効果的 | 包括的・即効性・深いシワにも対応 |
| 老化肌での効果 | 細胞応答性に依存するため限定的 | 細胞応答性に依存しないため確実 |
最大の差は「細胞応答性への依存度」です。リジュランは細胞を刺激することで初めて効果が生まれるため、加齢が進んだ肌や、線維芽細胞の活性が低下している肌では、期待ほどの効果が得られないことがあります。一方、RE2Oは「補充」という直接的なアプローチのため、肌の状態に左右されにくいという大きなメリットがあります。
ジュベルック(PDLLA)との比較|分解速度と構造の安定性
ジュベルック(PDLLA:ポリ乳酸)も第4世代の刺激型スキンブースターとして人気の製剤です。ジュベルックは注入後、体内で徐々に分解されながらコラーゲン産生を刺激します。
| 項目 | ジュベルック(PDLLA) | RE2O(hADM) |
|---|---|---|
| 主成分 | ポリ乳酸(合成高分子) | ヒト由来無細胞真皮(生体由来) |
| 作用機序 | 分解過程でコラーゲン産生刺激 | 真皮構造体を直接補充 |
| 効果発現 | 2〜4週間後から徐々に | 注入直後から実感 |
| 持続期間 | 6〜9ヶ月程度 | 1年以上 |
| 施術間隔 | 2〜4週間ごと×3〜4回 | 4週間ごと×3回推奨 |
| ダウンタイム | 腫れが1週間程度 | 腫れ・赤みが数日 |
| 肌質改善範囲 | 全体的なハリ向上・ボリューム補填 | シワ・弾力・毛穴・透明感すべて改善 |
ジュベルックは「ボリューム補填型」の側面が強く、頬のこけや全体的なハリ不足に効果的ですが、細かいシワや毛穴などの微細な改善には向いていません。一方RE2Oは、真皮の全構成成分を包括的に補充するため、あらゆる肌悩みに対応できるという柔軟性があります。
どの製剤を選ぶべきか?|世代別・悩み別の選び方
製剤選びで迷った場合は、以下の基準を参考にしてください:
一般的に、加齢が進むほどRE2Oのような「補充型」が効果的です。若い肌であれば、刺激型でも十分に細胞が応答しますが、40代以降は土台から再構築するアプローチの方が確実な結果を得られます。
RE2O(ブナジュ)の料金・費用|レナトゥスクリニックでの価格体系

基本料金とプラン構成
RE2O(ブナジュ)は、高濃度hADMを含有する次世代製剤のため、従来のスキンブースターと比較すると料金はやや高額です。しかし、1年以上の持続期間と包括的な効果を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に優れています。
| プラン | 料金(税込) | 推奨対象・特徴 |
|---|---|---|
| RE2O 1本(初回) | ¥44,000 | お試し・効果確認用。単回でも効果はあるが3回推奨 |
| RE2O 3回セット | ¥132,000 | 最も効果的。1回あたり¥44,000で肌育完結プラン |
| マイクロカニューレオプション | ¥4,400 | 内出血リスクを大幅低減。推奨オプション |
| 麻酔混入オプション(1本あたり) | ¥4,400 | 痛みが心配な方向け。効果は変わらない |
| クリーム麻酔 | ¥4,400 | 表面麻酔を希望する方向け |
| ブロック麻酔 | ¥4,400 | 痛みに非常に敏感な方向け |
料金は変動する可能性があり、キャンペーン価格が適用される場合もあります。最新の料金や詳細は、無料カウンセリングでご確認ください。
他製剤との料金比較|コストパフォーマンスを検証
RE2Oは1回あたりの費用がやや高額ですが、持続期間と効果範囲を考慮すると、年間コストは他製剤と同等かそれ以下になります。
| 製剤名 | 1回料金 | 推奨回数 | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| リジュランアイ | ¥22,000 | 年4回 | ¥88,000 |
| スネコス | ¥29,700 | 年3〜4回 | ¥89,100〜 |
| ジュベルック | ¥29,999 | 年2〜3回 | ¥59,998〜 |
| スキンバイブ | ¥33,000 | 年3回 | ¥99,000 |
| RE2O(ブナジュ) | ¥44,000 | 年1〜2回 | ¥44,000〜¥88,000 |
このように、RE2Oは初期費用こそ高いものの、長期持続により年間コストは他製剤と同水準またはそれ以下に抑えられます。さらに、効果範囲が広いため、複数の製剤を組み合わせる必要がなくなる点も経済的メリットです。
RE2O(ブナジュ)の施術プロセスとダウンタイム
施術当日の流れ|カウンセリングから施術まで
RE2O(ブナジュ)の施術は、通常30〜60分程度で完了します。施術当日の流れは以下の通りです:
施術時の痛みは、針を刺す瞬間にチクッとする程度です。麻酔混入オプションを選択すれば、さらに痛みを軽減できます。マイクロカニューレを使用すると、針よりも柔らかい管で注入するため、内出血リスクが大幅に低減します。
ダウンタイムと経過|日常生活への影響
RE2O(ブナジュ)のダウンタイムは、他のスキンブースターと同程度で、比較的軽微です。ただし、個人差があるため、以下の目安を参考にしてください:
| 症状 | 出現頻度 | 持続期間と対処法 |
|---|---|---|
| 腫れ・むくみ | ほぼ全員 | 数時間〜3日程度。注入直後が最も目立つ。冷却で軽減可能 |
| 赤み | ほぼ全員 | 数時間〜1日程度。メイクでカバー可能 |
| 内出血 | 約30% | 1〜2週間程度。マイクロカニューレ使用で大幅に軽減可能 |
| 注射痕 | ほぼ全員 | 数時間〜1日。小さな針跡でメイクでカバー可能 |
| 軽い痛み・違和感 | 約50% | 1〜3日程度。触ると少し痛む程度 |
ダウンタイム中は、激しい運動・サウナ・飲酒・長時間の入浴を避けることで、腫れや内出血の悪化を防げます。洗顔・メイクは当日から可能ですが、注入部位を強くこすらないよう注意してください。
施術後の注意事項と推奨ケア
RE2O(ブナジュ)の効果を最大限に引き出し、ダウンタイムを最小化するために、以下の点を守ってください:
施術当日〜3日間
・激しい運動・サウナ・岩盤浴は避ける
・飲酒は控える(血行が良くなり腫れが悪化)
・長時間の入浴は避け、シャワー程度にする
・注入部位を強くこすらない・マッサージしない
施術後1週間
・紫外線対策を徹底する(日焼け止め必須)
・保湿をしっかり行う
・レーザー治療など他の施術は避ける
万が一、強い痛み・異常な腫れ・発熱などが生じた場合は、速やかにクリニックへ連絡してください。適切な対処を受けることで、トラブルを最小限に抑えられます。
RE2O(ブナジュ)の重要な注意事項|献血不可と長期データについて
ヒト由来製剤のため献血が不可になります
RE2O(ブナジュ)はヒト由来無細胞真皮(hADM)を主成分とするため、施術後は献血ができなくなります。これはベビーコラーゲン(Humallagen)と同様のルールです。
日本赤十字社の規定により、ヒト由来の生物製剤を体内に注入した方は、感染症リスクの観点から献血が制限されます。献血を定期的に行っている方、今後献血を希望される方は、施術前に必ずこの点を理解しておく必要があります。
献血不可の理由
ヒト由来製剤を注入すると、理論上、未知の感染症が血液中に混入するリスクをゼロにできないため、予防的に献血が制限されています。RE2O自体の安全性は確認されていますが、公衆衛生上の配慮としてこのルールが設けられています。
美容業界での使用実績はまだ少ない新製剤
RE2O(ブナジュ)は、2026年時点で美容医療業界での使用実績がまだ少ない新製剤です。開発元の韓国L&C Bio社では、再生医療分野でhADMの使用実績があり、安全性の出自は確認されていますが、美容目的での長期データ(5年以上)は十分に蓄積されていません。
そのため、RE2Oは「最新製剤の可能性に賭けたい」「次世代の技術を積極的に取り入れたい」という方向けの選択肢と位置付けられます。慎重派の方は、リジュランやジュベルックなど、より長い使用実績のある製剤を選ぶ方が安心かもしれません。
溶解薬が存在しないため修正不可
RE2Oには、ヒアルロン酸製剤のような溶解薬(ヒアルロニダーゼ)が存在しません。つまり、注入後の修正ができないという点を理解しておく必要があります。
そのため、高い施術スキルと正確な注入量の見極めが必要です。当院では、豊富な経験を持つ院長が施術を担当し、事前のカウンセリングで注入量や注入部位を慎重に決定します。不安な点があれば、カウンセリングで十分に質問し、納得してから施術を受けることをお勧めします。