ザーフ(XERF)は痛い?痛みの程度と麻酔・ヒリヒリ感を医師が解説
ザーフ(XERF)の痛みは、熱エネルギーを照射するときの感覚や、刺激を受け止める程度によって感じ方が異なります。痛みには個人差があり、痛みが生じないとは一律に説明できません。必要に応じて麻酔を使用する場合があり、施術後には一時的なヒリヒリ感が生じる可能性もあります。痛みが不安な方へ、施術前に知っておきたい感覚、麻酔の種類とリスク、カウンセリングで確認する内容を整理します。
ザーフ(XERF)の痛みや麻酔について医師へご相談ください

ザーフ 痛みはどの程度?感じ方には個人差がある
ザーフ(XERF)は、デュアル周波数モノポーラRF(高周波)の熱エネルギーで真皮から皮下組織を広範囲に加熱し、コラーゲンの生成を促す治療です。薬剤を入れる治療ではなく、機器から熱エネルギーを照射します。そのため、施術中の感覚は高周波による熱や刺激との関係で理解することが大切です。
同じ部位やプランでも、痛みの感じ方は一人ひとり異なります。体験した人の感想をそのまま自分に当てはめることはできません。痛みへの不安が強い場合は、我慢できるかを施術当日に初めて考えるのではなく、診察時に不安の程度を伝え、どのように対応するかを確認しておきましょう。
照射範囲も事前確認の対象です。口横のポニョやフェイスラインを対象とするライト、顔全体を対象とするスタンダード、額・目元・顔全体・顎下を含むプレミアム、首と気になる部位まで含むパーフェクトがあります。気になる部位と対象範囲を照らし合わせ、刺激が心配な場所があれば具体的に伝えてください。
施術中の痛みと麻酔の考え方
本施術では、必要に応じて麻酔を使用する場合があります。使用する可能性があるのは、ペンレスやエムラなどの表面麻酔、局所麻酔、ブロック麻酔です。どの麻酔が必要かは自己判断せず、治療部位や不安、診察内容を踏まえて医師へ相談します。麻酔を希望する場合や過去の治療で痛みがつらかった場合は、カウンセリングの段階で伝えましょう。
麻酔薬には、リドカインとエピネフリン(アドレナリン)が含まれる場合があります。麻酔にも有害事象や副作用の可能性があり、ショック、中毒症状、悪性高熱、眠気、不安、興奮、霧視、めまい、悪心、嘔吐、蕁麻疹や浮腫などのアレルギー症状が挙げられます。過去に麻酔で体調が悪くなった経験や薬剤アレルギーがある方は、わかる範囲で薬剤名と症状を申告してください。
麻酔を使えば痛みの感じ方が全員同じになるわけではありません。治療そのものと麻酔の双方について説明を受け、期待する対応と安全上の注意を確認したうえで検討します。取り扱う麻酔や自分に必要かどうかは、事前のカウンセリングで確認してください。
施術後のヒリヒリ感と過ごし方
施術後の一時的なヒリヒリ感は、ザーフの主なリスクの一つです。そのほか、一時的な赤み、腫れ、むくみが生じる場合があります。さらに、脂肪減少によるボリューム減少、左右差、肌の凹凸・陥没、皮膚感覚の変化、火傷・水疱、色素脱失、炎症後色素沈着、肝斑の誘発・悪化、神経障害、眼周囲照射に伴う一時的な視界のぼやけなどもリスクとして確認が必要です。
施術後は保湿と日焼け対策を徹底します。24時間は激しい運動、日光や高温への長時間の曝露、飲酒、運転を避け、施術部位のマッサージやレーザー照射は2週間以上空けます。熱感があっても、コラーゲン生成を促すため、保冷剤などで意図的に冷却しないでください。
メイク、入浴、洗顔は当日から可能で、通院は原則不要です。ただし、施術後の状態には個人差があります。気になる症状があるときにどう連絡するか、どのような状態を相談すべきかを施術前に聞いておくと、帰宅後も判断しやすくなります。
痛みが不安な人が治療前に準備したいこと
不安を具体的な確認事項に変えておくと、診察で相談しやすくなります。過去の美容医療や歯科治療などで痛みを強く感じた経験、麻酔を使用した経験、薬剤で体調が変化した経験があれば、時期と症状をメモしておきましょう。痛みに弱いと感じていること自体も、遠慮せずに伝えてください。
ザーフを安全に受けられるかの確認も欠かせません。ペースメーカーなどの植込み型電子機器、糸リフト、チタン、皮膚粘膜に触れる歯科金属を含む顔・体内の金属、半永久フィラー、美容インプラント、リウマチ金製剤の治療歴などは絶対禁忌に含まれます。現在の薬や治療歴を整理し、医師の判断を受けてください。

カウンセリングで確認するポイント
まず、痛みが不安であることと、特に刺激が心配な部位を伝えます。希望する照射範囲がどのプランに含まれるか、施術中にどのような感覚が想定されるか、つらいと感じたときにどのように伝えるかを確認しましょう。痛みの感じ方には個人差があるため、自分の不安を基準に相談することが重要です。
次に、麻酔の取り扱いを確認します。ペンレスやエムラなどの表面麻酔、局所麻酔、ブロック麻酔を使用する場合があることを踏まえ、自分に必要かどうか、使用時に注意する薬剤や症状がないかを医師に相談します。過去の麻酔歴、アレルギー歴、内服薬を伝え、治療と麻酔の説明をそれぞれ受けてください。
施術後については、一時的なヒリヒリ感、赤み、腫れ、むくみなどのリスクと、24時間および2週間の生活上の注意を確認します。当日の帰宅後や翌日の予定に支障がないかを考え、ほかの美容施術を予定している場合は日程を共有しましょう。
最後に、禁忌や要注意条件を照合します。妊娠中・授乳中、重篤な疾患、抗血小板薬・抗凝固薬の内服、温熱刺激アレルギー、顔面への放射線・抗癌剤治療歴がある場合も申告が必要です。6ヶ月以内の脂肪注入・植皮、4週間以内のボツリヌストキシン・フィラー注入、皮膚疾患、ケロイド歴についても伝え、医師の判断を受けてください。
説明を受けた治療内容、対象範囲、麻酔の考え方、主なリスク、施術後の注意点に納得できるかを整理します。不明点を残したまま進めず、痛みへの不安も含めて相談したうえで治療を検討してください。
ザーフ(XERF)の痛みに関するよくある質問
ザーフの痛みは全員同じですか?
痛みの感じ方には個人差があるため、一律には説明できません。熱や刺激への不安がある方は、気になる部位と不安の程度をカウンセリングで伝えてください。
麻酔は使えますか?
必要に応じて、ペンレスやエムラなどの表面麻酔、局所麻酔、ブロック麻酔を使用する場合があります。麻酔の要否や取り扱いは事前に確認し、麻酔歴やアレルギー歴も申告してください。
施術後のヒリヒリ感はリスクですか?
一時的なヒリヒリ感は主なリスクの一つです。ほかにも赤み、腫れ、むくみなどが生じる場合があります。施術後の過ごし方と相談先を事前に確認しましょう。
ザーフ(XERF)の痛みや麻酔について医師へご相談ください
※ザーフ(XERF)は公的医療保険が適用されない自由診療です。国内未承認の医薬品・医療機器または適応外使用を含む場合があります。効果には個人差があります。